イメージ通りの色を表現する。

ディスプレイの設定や変換による色の変化を見逃さず、
作品が持っている“本当の色”を、専任の技術者が自分の目で確かめながら印刷。
これまでクオリティに厳しいクリエイターの作品づくりのお手伝いをしてきたからこそ、培われてきたノウハウがあります。
お預かりしたデータを単に印刷するのではなく、ときにはこちらから色についてのご確認をさせていただくなど、
“色の再現性”にはとことんまでこだわります。

印刷部門を支えるプロフェッショナルたち

プリントディレクター
青木 崇 2008年入社
20代の頃よりさまざまな環境で色補正の経験を積み、世界的な映画祭に出展する複製画の印刷を担当したこともある印刷の匠。
プリントディレクター
安達 利幸 2009年入社
数多くの現場の経験から制作・展示・施工まで一貫して提案させていただきます。これまで多くの作家に寄り添ってきました。作家の作品をより生かす印刷と加工の提案をいたします。
制作・施工担当
奥谷 亜斗 2019年入社
作品が生きる加工と施工技術を、先輩方の背中を見ながら、日々取り組んでいます。様々な作品に携わることで感性に磨きをかけ、技術力を上げるために日々精進しています。

プリンター

最新EPSON製プリンター
新インクテクノロジー Ultra Chrome PRO12インクを搭載

DTP初期からMAC、プリンター販売店、そしてプリントラボとして、常に最新のプリンターを導入して、アーティストが描いた作品を再現し続けてきました。
現在使用しているプリンターでは、Ultra Chrome PRO12インクを使用。同インクには、階調性・低粒状性を向上させるグレーインク(グレー/ライトグレー)と、 広範な色再現領域を実現する特色インク(オレンジ/グリーン/バイオレット)が搭載されており、最高品質の印刷が可能です。

美しいまま作品を長期保存、高いアーカイバル性能

Ultra Chrome Proインクは空気中の光やオゾンに分析されにくく、耐光性60年、耐オゾン性60年を実現。従来機種に比べ、特に耐光性が大きく向上されており、より長期的な保存が可能となりました。インクの発色をそのままに、優れた保存性で、出力を美しいまま長期間残すことができます。

プリント環境

LED高演色光源の設置

LED高演色光源を設置し、適切な光源下のもと色補正をします。作品のポテンシャルを引き出すために必要な環境を整え、人の技術が生かされるための設備を導入。
熟練したオペレーターの技術・経験と、最新のプリンター技術を十分に発揮するために、単にプリンターをマニュアル通りに使用して出力するだけでなく、常にその限界を引き出すための研究を行っています。

導入設備は人の技術を生かすためのツール

印刷は、最終的には人の目で確かめながら行います。正しいカラープロファイルを判断するのは当然のこと、長年培った経験で作品を仕上げます。人の技術と機械の能力の相互作用によって、初めて最高の品質が生まれると信じています。私たちが提供しているのは、デジタルとアナログの融合による「感動」です。

中部地区唯一の
ハーネミューレ認定ラボ

当社は、ドイツの伝統ある製紙会社として評価の高いハーネミューレ社から認定ラボとして指定されています。この認定には、年間のアート関連の印刷実績数、設備内容、対応用紙数など、さまざまな要件があり、日本でこの認定を受けているのは数社のみ。私たちは、中部地区では唯一の認定ラボです。

脈々と受け継がれた加工技術

キャンバスパネルは、印刷後に職人の手で1枚ずつ丁寧にパネルに貼りつけていきます。一般的には手を掛けない裏側の処理など、見えないところにも手間を惜しみません。

裏打ち加工は、自社で開発した機械を使用して裏打ちをします。