額装のこだわり

選んでいただける額縁については、当社が取り扱っている約2000種類のラインナップより
品質の高い日本製品の中から厳選したものをセレクト。
フレーマーといわれる額縁額装の資格をもった専任の技術者が、
作品の新たな顔となる表側はもちろん、裏側や見えない部分まで、
細部にも気をつかいながら、一つひとつ丁寧に仕上げます。
意匠となる「棹(さお)」を組み合わせた、職人による国内製造のものだけを厳選しています。棹組みや着色、木目といったこだわりを直接メーカーや職人に伝えながら、国内製造だからこその安定した品質を保持することができます。
額縁と裏板の固定は、額の耐久性を強め、湿度から作品を守り、見た目もきれいな「かぶせ仕様」を基本にしています。
裏板は、風化を抑える「紙貼り仕様」を施し、額縁と裏板を固定するビスには、サビにくいステンレス製のものを使っています。また紐をかける吊り金具も、紐が切れることを防ぐためのプラコートが付いた安全仕様です。
見た目の印象を左右するマット幅は、作品が持つ魅力を引き立てるバランスから、作品サイズよりベストな幅を考えてご提案します。
色は、こだわりの白・黒・クリーム色の中から選んでいただけます。製作時には、マットの擦れや焼けのチェックはもちろん、白・クリーム色ではマット製造の際に混入することがある「ホクロ」と呼ばれる細かな異物のチェックも行います。
マットにさらに風格や高級感を与える面金も、大切な要素の一つ。作品のコンセプトに合わせて、5種類の中から選んでいただくことができます。
作品を紫外線から守るためにアクリルは欠かせません。アクリルにはガラスに比べて、割れてケガをする心配がなく、軽量であるというメリットがあります。